【オーストラリアの医療について】日本とここが違う!実体験をもとに解説します

生活

こんにちは!
今回は、オーストラリアで生活するうえで多くの方が不安に感じる医療制度についてお話しします。

海外生活で一番気になることって、やっぱり病院ではないでしょうか。
「英語でちゃんと症状を伝えられるかな?」「日本みたいにすぐ診てもらえるの?」
私自身も、渡豪当初はいろいろ不安がありました。

この記事では、実際に私がオーストラリアで病院にかかった経験をもとに、

・GPって何?
・日本語が通じる病院はある?
・検査や歯医者はどういう流れ?

といった疑問に答えていきます。
これからオーストラリアで暮らす方の参考になれば嬉しいです😊

GPという制度について

日本では、内科・皮膚科など最初から専門医のいる病院に行きますよね。
オーストラリアでは、まず最初にGP(General Practitioner:一般開業医)に行くのが基本です。(※歯科を除く)

GPはいわゆる「かかりつけ医」のような存在で、広く浅く診察をしてくれます。

・軽い症状 → GPで完結
・専門的な治療が必要 → 紹介状を書いてもらい専門医へ

という流れになります。

ちなみに、専門医の予約は2〜3か月待ちも普通。
日本に慣れていると、ここはなかなか大きな違いだと思います。

日本人の先生がいるGP

ブリスベンには日本語で診察してもらえるGPが、私が知る限りでは3か所あります。

① Sakura Family Clinic

City内にあるGPで、日本人女性医師の吉田まゆみ先生と、ご主人のオーストラリア人医師のお二人が診察しています。私はこちらに通っていました。

Zoom診察が可能なのもとても助かります。私も何度か利用しました。
※処方箋などは、後日クリニックに取りに行く形です。

② Okada Medical Clinic

こちらはsprimghillにある日本人の先生がやっているGPです。こちらのGPに通っていた知り合いがいて教えてもらいました。

③ Sky Arch Medical Clinic

こちらもCity内にあります。
長島先生という男性の日本人医師が診察してくださるそうです。こちらもオンライン診療が可能とのことです。

またクリニックの紹介文によると長島先生は元々小児科専門医で、MaterのNICUで働いていた経験があるそうなので、お子さんがいるご家庭に心強いと感じました!

専門医について

GP(一般医)から紹介状をもらうと、専門医を受診することができます。
もしその専門医が合わなかった場合は、他の専門医に変更してもらうことも可能です。

私がこれまで受診した専門医は、婦人科・産科・小児科ですが、日本人、または日本語が話せる専門医には出会えませんでした。

そのため、英語に不安がある方はGPに医療通訳を手配してもらうか、英語が話せる家族や友人に同行してもらうのをおすすめします。

また、専門医の先生方は普段は自身のクリニックで診察を行いますが、手術が必要な場合は近くの大きな病院で行います。

City周辺には
・Mater Hospital
・St Andrews War Memorial Hospital

などがあります。ちなみに、私はMater Hospital内にあるMater Mother’s Private Brisbaneで出産しました!一応地図を載せておきます。

なお、妊娠・出産に関する内容は、別の記事で詳しく書く予定です。
そちらもぜひ読んでみてくださいね🤰🏻

各種検査機関について

オーストラリアでは医療の役割が分担されており、各種検査はそれぞれ専門の施設で受ける必要があります。
ここでは、私が実際に利用した施設を中心にご紹介します。

Pathology

血液検査や尿検査などは、Pathologyと呼ばれる検査機関で行います。
GPや専門医から専用のフォーム(依頼書)を受け取り、自分の都合の良いタイミングで検査に行く形です。
検査結果はドクターに直接送られます。

★私が実際に利用した施設
・QML Pathology
・Sullivan Nicolaides Pathology

どちらもブリスベン市内に複数の拠点があります。

★検査当日の流れ
① 受付でフォームを渡す
② 名前を呼ばれ、検査室へ案内される
③ 名前・住所・電話番号などの確認
④ 保険の種類の確認
⑤ 採血
⑥ 支払い、領収書を受け取る

ちなみに、CityのQMLでは日本人スタッフの方を見かけたこともあります!

Scan(超音波・レントゲン・MRIなど)

超音波検査、レントゲン、MRIなども、専門の検査施設で受けます。
私の知る限りでは日本人スタッフはいませんが、検査結果は直接ドクターに送られるため、当日は最低限の英語が分かれば問題ありません。

詳しい結果については、後日GPや専門医の診察時に説明を受けることになります。不安なことはそのときにしっかり確認しましょう

★私が実際に利用した施設
・Citiscan(Cityにあります)
・Queensland Ultrasound for Womens(Springhillにあります)
・Queensland Xray(Mater病院内にあります)

正直、日本と比べて面倒だなと感じたのは、GP → PathplogyやScan → GP と3回通院が必要なところです。日本の「1回で終わる」感覚に慣れていると、少し面倒です。

ただ、子どもが風邪をひいた時のPCR検査はGPで対応してもらえました。検査後、検体をGPがPathologyに送付し、結果はSMSで届いたのでわざわざPathologyに行かなくて済んだのはよかったです。

歯医者について

一般歯科

歯科はGPを通さず、直接予約してOKです。

私は日本語が使えるところがよかったので、Cityにある Brisbane CBD Dental Clinicに通っていました。

日本語が話せるホリー先生がいらっしゃって、とても安心感がありました。

歯内治療・矯正・インプラントなど

根管治療、矯正、インプラントなどは専門の歯科があります。

私の場合は根幹治療をする必要があったときに、上記の一般歯科で紹介状をもらってから専門医に行きました。
ラバーダムを使用して治療してくれたので、その点もとても安心できました。

一応私が利用した専門医を載せておきます↓
・Endodontics Only

処方箋について

オーストラリアで病院にかかって一番驚いたのが処方箋の仕組みです。

オーストラリアの処方箋は「リピート可能」

日本の処方箋は、基本的に1回限りですよね。薬がなくなったら、また病院に行って診察を受ける必要があります。ですがオーストラリアでは違います。

GPなどで処方箋を出してもらう際に、先生が「リピートにしとくね〜」と処方箋に記載してくれることがあります。

この場合、同じ処方箋で記載された回数分まで再診なしで薬をもらえるという仕組みです。これめちゃくちゃ楽です!薬が切れるたびに病院に行かなくていいので、忙しい人や子育て中の身としては本当に助かります。

薬はどこでもらうの?

処方箋をもらったら、街中にある Chemist(ケミスト)やPharmacy(ファーマシー)に行き、
店内にある処方箋受付(Prescription)に提出すればOKです。

日本のように「病院のすぐ隣の薬局」じゃなくても大丈夫で、どこのケミストでも基本的に対応してくれます👌

たまにですが、薬の在庫が切れていることもあります。その場合は、薬を注文して後日取りに行くという流れになります。急ぎの場合は、他の店舗に在庫があるか聞いてみるのもアリです。

保険請求する人は要注意!

保険によっては、その場で自己負担して後日、保険会社に請求というケースがあります。その場合は、保険会社にレシートと処方箋の両方を提出するになります。

そこで注意点がひとつあるのですが、処方箋は、使い終わると回収されてしまいます。なので、処方箋を提出する前もしくは回収される前に写真を撮っておくのがおすすめです。

「レシートだけあって、処方箋がない…」となると、保険請求ができなくなることもあるので要注意です😰

おまけ:オーストラリアの医療保険について

オーストラリアには、日本の国民健康保険のような存在としてメディケア(Medicare)という公的医療保険制度があります。

メディケアとは?

メディケアに加入していると、公立病院での診察・治療が基本的に無料、GPの診察費も全額または一部がカバーされるといったメリットがあります。

ただしその分、公立病院はとにかく混みがちなのが現実です。

救急でなければ長時間待つことも多く、「すぐに診てもらいたい」「待つのがつらい」という理由から、民間保険(プライベート保険)に加入して、私立病院を利用する人もとても多い印象です。

私立病院は、待ち時間が短い・医師や病院を選びやすいといったメリットがありますが、
その分、民間保険の加入や自己負担が必要になります。

私の場合の保険事情

私の場合は、夫の転勤に帯同してオーストラリアに来ているため、会社が加入している海外旅行保険で医療費をまかなっていました。

そのため、GP・専門医・検査・出産関連なども、基本的には保険でカバーされていて、自己負担は少ししかありませんでした。

ただし、保険の内容は会社やプランによってかなり違うので、どこまでカバーされるのか・キャッシュレス対応か・一度立て替えが必要かなどは、事前にしっかり確認しておくことをおすすめします。


オーストラリアの医療制度は、日本と違う部分が多いので、不安に感じる方が多いと思います。しかし仕組みを知っていれば必要以上に怖がることはありません!特に、日本語が通じるGPを知っておくだけでも安心感はかなり違います。

これからオーストラリアで生活する方、すでに住んでいるけど医療が不安な方の参考になれば嬉しいです。

また実体験ベースで、妊娠・出産・子育て関連の記事も書いていく予定なので、
よければそちらもチェックしてくださいね!

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