渡航前は「何を持っていくべき?」と悩みますよね!
私自身がオーストラリアで生活してみて「これは持ってきて良かった!」と感じたものを厳選してご紹介します。
①傘(かわいい・機能的なもの)
オーストラリアに来てまず驚いたのが、傘の選択肢の少なさでした。
現地で売られている傘は、黒などの無地が多く、持ち手もフック型ではないものばかり。正直、可愛くないし、機能的とも言えません。そもそも、傘を売っているお店自体が少ないと感じました。
その理由はおそらく、ブリスベンは雨が少ない気候だから。さらに、雨が降っても傘をさしている人があまりいません。傘を使っている人を見ると、アジア系の方が多い印象です。
以前レストランに行ったとき、私が持っていた傘を店員さんが「かわいい!」と言ってくれたことがあり、「やっぱりオーストラリアではこういう傘は珍しいんだな」と感じました。
実際に傘を見かけたお店は、
• ユニクロ(折りたたみ傘)
• ダイソー(ビニール傘)
• Woolworths や BIG Wなどの現地スーパー(黒くて大きめの傘)

ネットでも探してみましたが、Amazon AU や Temu にたまに可愛い傘はあるものの、日本の傘の「デザイン性・コンパクトさ・機能性」にはなかなか敵いません。
日本の傘は、本当に持ってきてよかったと感じています☔✨
② 歯ブラシ(ヘッドが小さいタイプ)
オーストラリアに来てまず感じたのが、歯ブラシのヘッドがとにかく大きいこと。
現地では、どのブランドもヘッドが大きめなのが主流で、
「細かいところまでしっかり磨きたい!」という人には、正直ちょっと使いづらいかもしれません。
さらに、子ども用の歯ブラシですら日本よりヘッドが大きめ。
ヘッドが小さい方が磨きやすいと感じる方は、日本からお気に入りの歯ブラシを持ってくるのがおすすめです🪥
ただし、歯磨き粉・フロス・洗口液は、オーストラリアで売られているもので十分だと思います。
*現地調達したもの
• 歯磨き粉:Colgate(コルゲート)
• 洗口液:Listerine(リステリン)
→どちらもフッ素配合!
•フロス:Colgate(コルゲート)
→滑りにくくて使いやすい!
そしてこれは使う人に限られますが、舌ブラシと専用ジェルは日本から持ってきてよかったアイテムのひとつです。
*日本から持ってきたもの
• 小さめヘッドの歯ブラシ
• 舌ブラシ(私はノニオのものを愛用)
• 舌ブラシ専用ジェル(ノニオの舌専用ジェルなど)
オーストラリアのダイソーでも舌ブラシは売られていますが、簡易的なつくりで少し物足りなさを感じました。
歯ブラシは毎日使うものなので、自分に合ったものを日本から持ってきて本当に正解だったなと思っています。
③ 食品用ラップ(クレラップなど)
オーストラリアのスーパーで売られているラップを使ってみたのですが、とにかく切りにくくてストレス…!
カッターの切れ味が悪かったり、ラップ自体が薄くてよれやすかったりして、扱いにくさを感じました。
でも、日本製のラップ(例えばクレラップやサランラップ)を使うと、その使いやすさに感動します。本当に一度使うともう元に戻れません笑
さらに、現地の日本食スーパーなどでもラップを見かけたことがなく、意外と手に入りにくいアイテムなんです。
ネットでは販売されているようですが、日本価格の約3倍とかなり割高でした🥹
私は日本からクレラップをまとめて持ってきたのですが、これが大正解!
毎日の料理や保存に使うものだからこそ、ストレスなく使える日本製がやっぱり安心です。
④ ひじき
日本の食品の中でも、なぜかひじきだけはオーストラリアの日本食スーパーで見つかりませんでした!
「きっとどこかに売ってるはず」と思っていたのですが、今のところ一度も出会えていません。
もしかしたら私が見逃しているだけかもしれませんが…笑
なので、ひじきが好きな方は、日本から持ってくるのをおすすめします!
私は家族が送ってくれた荷物にひじきを入れてくれて、久しぶりに食べたのですが、
やっぱり日本の味って最高…!と感動しました☺️
⑤ ポケットティッシュ・ポケットウェットティッシュ
これも意外な盲点だったのが、ポケットティッシュとウェットティッシュの事情です。
オーストラリアのスーパーで売られているポケットティッシュは、
まるで紙ナプキンを折りたたんだような質感で、肌触りがゴワゴワ…。
日本のようにスッと取り出せて、柔らかい使い心地のものはなかなか見かけません。
中には日本のポケットティッシュに近いものもありますが、なぜか少しサイズが大きめで、
「これってポケットに入るの?」と思ってしまうようなものばかりでした。
また、現地のウェットティッシュも乾きやすく、すぐにパサパサになってしまう上にポケットタイプでもサイズが大きめのものが多い印象です。
↓実際に買ったものはこんな感じです



*日本から持ってきたもの&*現地での代用品
• ポケットティッシュ・ポケットサイズのウェットティッシュ:日本から持参
• 大判ウェットティッシュ:赤ちゃん用のおしりふきで代用(現地で購入)
特に赤ちゃん用のおしりふきは本当に万能!
肌にやさしくて、ちょっとした掃除や外出時にも大活躍しています。
どうしても現地でポケットサイズのティッシュやウェットティッシュを購入したい場合は、割高ですがダイソーで取り扱いがあるようです。
※ただし、品揃えは店舗によるので、事前にチェックするのがおすすめです。
ちなみに、箱ティッシュはオーストラリアでも問題なく手に入ります!
1箱ずつで売られていることが多く、日本のような「5箱セット」はあまり見かけませんが、品質的には特に困ることはありませんでした。
⑥ 医薬品(虫さされ・目薬・酔い止めなど)
「現地でも薬は買えるし、医療保険もあるから、そんなに持っていく必要はないかな?」と思っていた私。
実際、現地でも薬は売られているのですが、英語で書かれていてパッと見でどんな薬か分かりにくいものが多く、効能や使い方を理解するのに苦労することもありました。
また、すぐに薬を使いたいのに病院に行って処方箋をもらわないと手に入らない場面も多く、医療保険を使うとはいえ『ちょっと面倒だな』と感じることも。
特に日本でよく使っていたものはなかなか見つからず、やっぱり「これは持ってきて正解だったな」と感じたものがいくつかありました。
以下に、私が「持ってきてよかった」と思ったものと、逆に「現地で十分だったな」と思ったものをまとめます。
*日本から持ってきたもの
① 虫さされの薬・虫除けスプレー
現地のドラッグストア(Chemist)には「Stopitch」というかゆみ止めがありますが、種類はとても少なめ。アジア系コスメショップ(Wcosmetics)で日本製の虫さされ薬も見かけましたが、価格はかなり高め。肌に合った「ムヒ」「ウナ」などを日本から持参するのが安心です。
② 湿布
オーストラリアでは湿布はあまり一般的でないようで、私はケミストで見たことがありません。
代わりに「Voltaren(ボルタレン)」などの塗るタイプの鎮痛ジェルが主流です。貼るタイプの湿布が必要な方は、日本から持参するのがおすすめ。
一部の日本食スーパーで取り扱っていることもありますが、常にあるとは限りません。
③ 目薬
ケミストにも目薬はありますが、日本のものに比べてスッキリ感が少なく、使い心地も微妙…。
刺激が弱すぎたりして、目薬にこだわりがある方は日本のものを持ってくると安心です。
④ 酔い止め
現地のタブレットタイプでも十分効果はありました。ただ、「ラムネみたいなタイプ」や「子ども向けのドロップ型」など、日本でよくある形状に慣れている方は持参推奨です。
⑤ アイボン(目洗浄液)
ケミストで似たような製品を買ってみましたが、洗い心地もスッキリ感もイマイチ…。日本のアイボンの使用感にはやっぱり敵わないと感じました。
Wcosmeticsでも売っているのを見かけましたが、値段が高めなので日本で準備しておくのが◎。
*現地調達で十分なもの
① 鎮痛剤(頭痛薬・生理痛薬など)
ケミストでは以下の鎮痛剤が一般的に販売されています:
• Panadol(パナドール)
• Nurofen(ニューロフェン)
効果もしっかりしていて、日本の薬にこだわりがなければ現地調達で十分です。
② 熱さまシート
「これはないかも?」と思っていましたが、実はケミストで普通に売っています!名前やパッケージは違いますが、冷却ジェルタイプのシートは手に入りやすいです。
③ 鎮痛剤以外の風邪薬
一通りの風邪薬(うがい薬、咳止めシロップなど)は現地でも揃います。実際に使ったこともありますが、症状別に選べる薬も売られていて問題なし。
ただし、「これがないと困る!」という常備薬がある方は、日本から少し持ってくるのがおすすめです。
海外では薬の成分や用量が異なることもあるので、敏感肌の方やアレルギーがある方は日本の常備薬を用意しておくと安心です。
⑦ 化粧品(スキンケア・メイクアップ)
コスメは人によってこだわりが強いアイテムのひとつ。
私も最初は「全部日本から持っていかないとダメかな?」と思っていましたが、実際に住んでみて感じたことをまとめます。
●外資系デパコスは現地でも手に入る
David Jones などのデパートには、CHANEL、DIOR、LANCOME などの外資系デパコスが一通り揃っています。
英語での接客に少し戸惑うかもしれませんが、慣れればカウンターでの購入もスムーズ。
デパコス派の方も、基本的なラインナップには困らない印象。
●プチプラコスメは質が気になる…
・メイクアップ系はちょっと質が気になるかも?
現地のケミスト(薬局)には、メイベリンやリンメルなど、日本でもお馴染みのブランドもありますが、発色が強めで、肌トーンや仕上がりが海外向けな印象。
細かい質感や使い心地にこだわる方は、日本のプチプラの方が断然使いやすいと感じました。
・スキンケア系は、ラロッシュポゼやアベンヌなど、日本でもよく知られている敏感肌向けブランドが普通に手に入ります。
ただし、日本で売られている商品とまったく同じとは限らず、パッケージや成分、使用感が少し違うこともあるので注意が必要です。
さらに、オーストラリア発のオーガニックコスメも豊富に揃っていて、そういったナチュラル系の製品を試してみるのも◎
スキンケアは人によって肌に合う・合わないがあるので、現地で少量から試してみるのがおすすめです。
●日本のコスメもあるけど価格は高め
Wcosmetics のようなアジア系コスメショップやダイソーでは、日本の人気コスメもいくつか取り扱いがあります。
• メイクアップ系では、ラブライナー・ヒロインメイクなど
• スキンケア系では、ハトムギ化粧水・パーフェクトホイップなど
が売られていました。
ただし、価格は日本より1.5倍ほどになることもあるので、愛用品は日本からの持参がおすすめです
私はメイクアップ製品は日本から持ってきたもの、スキンケアや日焼け止めは現地のものを使っています。
*私が現地購入して実際に使っているもの
• スキンケア:La Roche-Posay(ラロッシュポゼ)シリーズ
→ ケミストで購入可能。敏感肌にも優しくて使用感も◎
• 日焼け止め:Cancer Council Day Wear Water Resistant SPF 50+
→ 日本のジェルタイプに似た軽い塗り心地。
ベタつかず、こまめに塗り直しても快適なので愛用中です☀️
最初は化粧品をたくさん日本から持ち込んでいましたが、現地で代用品を見つけられてからは、帰国時の荷物がだいぶ軽くなりました👍
スキンケアやメイク用品は、こだわりの1軍コスメは日本から。現地で使えるものは現地調達。
このバランスがちょうどよかったです◎
海外生活では「現地で買えばいいか」と思っていたものが、実はなかなか見つからなかったり、日本の方が断然使いやすかったりすることもあります。
この記事で紹介したアイテムは、私自身が実際に「持ってきてよかった!」と感じたものばかり。これからオーストラリアでの生活を始める方の参考になれば嬉しいです🌏✨