オーストラリアでの妊活について④術後検診とIVFへの道【検査結果と次のステップ】

妊娠・出産

前回の記事では、腹腔鏡手術当日から退院後の療養までをお伝えしました。入院中に卵管が両方とも詰まっていることがわかり、「子どもを望むならIVFを」と告げられた私。今回はその後の術後検診と、IVFに向けて動き出すまでの流れをお伝えします。

術後検診——お腹の中の写真を見る

手術から約6週間後、婦人科へ術後検診に行きました。

診察では手術中に撮影したお腹の中の写真を見せてもらい、「手術前はこうだった、手術でここを除去しました」と丁寧に説明してもらいました。実際の写真で見ると改めて実感が湧き、なんとも不思議な気持ちになりました。

また、摘出した卵巣腫瘍は病理検査(パソロジー)に回されていたとのこと。その結果も報告してもらい、「悪性ではありませんでした」と聞いてほっとしました。

突然の請求SMSは詐欺じゃなかった

ここで一つ、やらかしエピソードをご紹介します(笑)

手術からしばらくして、QML Pathologyというところから突然SMSが届きました。内容は「600ドル支払ってください」というもの。

……え、詐欺?😰

QML Pathologyなんて使った覚えがなかったので完全に無視していたのですが、何度も通知が来るので「これはいったいいつの分だ?」と問い合わせてみました。すると、なんとこの手術日の病理検査代だったことが判明。

手術と病理検査が別請求になっていることを知らなかったので完全に盲点でした。オーストラリアで手術を受ける方、QML Pathologyからの請求は無視しないでください!(笑)

IVFへ向けて——血液検査のスタート

術後検診では改めて卵管閉塞の結果を確認し、IVF(体外受精)に向けて進めましょうという方針が決まりました。まず最初のステップとして、以下の血液検査をするよう指示されました。
内容は以下の通りです:

  • 血液型
  • ホルモン検査(TSH・FSH・LH・エストラジオールE2・プロゲステロン)
  • クラミジア
  • 感染症スクリーニング(MAT・RPR・HTLV・CMV・VZV)
  • B型肝炎・C型肝炎
  • 淋菌・マイコプラズマ
  • AMH(抗ミュラー管ホルモン)——卵巣予備能、つまり卵子の残り具合を調べる検査

支払いは合計322ドルでした!

血液検査の結果

検査結果が出ると、FSH値(卵胞刺激ホルモン)が非常に高く、このままではIVFは受けられないと告げられました。

FSHとは、脳から分泌されて卵巣に「卵を育てて!」と指令を出すホルモンです。卵巣の機能が低下していると、脳が「もっと頑張れ!」と強い指令を出すためFSH値が高くなります。つまりFSH値が高い=卵巣が頑張らないと卵を育てられない状態ということ。この数値が高すぎると、IVFに必要な卵子が十分に採れない可能性があるため、IVFすら受けられないかもしれないと告げられました。

ただ先生からは、「卵巣の手術直後でホルモンバランスが乱れているだけの可能性もある」とも。幸い、術後1ヶ月ほどで生理は再開していたので「卵巣はちゃんと動いているよ」と言ってもらえたのが救いでした。

そこから毎月、生理開始から2〜5日目に血液検査をして経過を見ることになりました。そして約3ヶ月後——検査結果は改善しており、「IVFできますよ」 と言ってもらえました!長かった…!😭

手術費用について

最後に気になる費用についてもお伝えします。

  • 婦人科医への支払い:合計8,280ドル
  • St. Andrews War Memorial Hospitalへの支払い:合計9,890ドル
  • 麻酔科医への支払い:1300ドル
  • 退院時の鎮痛剤:9.75ドル

合計約18,170ドル、日本円にして約200万円……ひぇーっ!💦

ちなみに費用は見積もりがメールで送られてきて、手術前に支払いしておく必要があります。私たちが加入していた保険は一度全額立て替えてから後で請求するタイプだったので、手術前にあらかじめ日本円をオーストラリアドルに両替しておきました。手術を控えている方は、保険の仕組みをあらかじめ確認して、資金の準備をしておくことをおすすめします。
また、鎮痛剤の請求書は自宅のポストに入っていたのですがポストを見るのを忘れていて支払い期日を過ぎていました。みなさんポストはちゃんと確認しましょう!(笑)

ちなみに日本で医療保険に入っていれば保険金の請求ができる可能性があるので確認しておきましょう!私は保険金が下りたので助かりました✌️


術後検診から血液検査、そして「IVFできますよ」の一言をもらうまで、約3ヶ月。決して短くはない道のりでしたが、毎月の検査結果に一喜一憂しながらも、少しずつ前に進めた時期でした。

費用面での驚きや、病理検査の請求を詐欺と間違えるハプニングもありましたが(笑)、これからオーストラリアで同じステップを踏む方の参考になれば嬉しいです。

次回は、この時期に並行して通っていた鍼治療についてお伝えします。妊活と鍼治療の関係、気になる方はぜひ読んでみてください!😊

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