【子連れアデレード旅行記】3泊4日・1日目|飛行機で移動&ワイナリーめぐり in マクラーレンベール

旅行

こんにちは!
今回は、ブリスベンから赤ちゃん連れで行った3泊4日のアデレード&カンガルー島旅行についてご紹介します。
この旅行では、レンタカーを使ってワイナリー巡りをしたり、フェリーに乗ってカンガルー島まで足を延ばしたりと、自然とグルメを満喫するプランになりました。

前回のシドニー旅行記と同じように、実際に利用した交通手段やホテル、レストランの情報を詳しくご紹介しているので、これからアデレード旅行を計画している方や、子連れでの旅行に不安がある方の参考になれば嬉しいです!


旅の準備&注意点

カンガルー島フェリーは SeaLink で早めに予約が吉!

カンガルー島(Kangaroo Island)へのフェリーは SeaLinkという会社が運航しています。本数が限られているため、特に車を載せる場合は早めの予約が必須です。

直前だと希望の時間が満席のことも多く、私たちも当初はアデレードで借りた車のまま乗船する予定でしたが、予約が取れずに現地(カンガルー島)で再度レンタカーを手配するはめになりました。

また、予約サイトでは車の情報を入力しないと空き状況が確認できない仕組みになっているため、事前にチェックしたいときは仮の情報を入れて確認しておくのがコツです。

※このフェリー予約については次の記事で詳しくご紹介しています。あわせてご覧いただくと安心です。

レンタカーは Budget でチャイルドシート付き/同一車両で島へ渡れるか要確認!

アデレードでは Budgetでチャイルドシート付きの車を借りました。
チャイルドシートはオプションで事前予約が必要ですが、しっかり設置されていて快適でした。

ただし、レンタカー会社によっては「カンガルー島への乗り入れ(フェリーで車を持ち込むこと)」が禁止されている場合があります。
島に車ごと渡るプランを考えている方は、予約時に「この車はカンガルー島へ持って行ってもOKか」を必ず確認しておくのがおすすめです。

ブリスベンからアデレードへ移動!

※シドニー旅行の記事にも載せましたが、空港の駐車場・ベビーカーの預け方・保安検査について、再度まとめておきます。

ブリスベン空港:駐車場の注意点&ベビーカーの預け方&保安検査の注意点

▶駐車場の注意点
自宅から車でブリスベン空港へ向かいましたが、この空港の駐車場はいつも混んでいて、空きスペースを探すのに時間がかかります。
今回はたまたま入り口近くに空きがあってすぐに停められましたが、運次第なので、駐車場探しの時間も含めて早めに到着するのが安心です。


▶ベビーカーの預け方
赤ちゃん連れの場合、ベビーカーは無料で預けられます!
我が家はAmazonで購入した大きめのストローラー用袋に入れて、オーバーサイズバゲージカウンターで預けました。
ちなみに、オーストラリアではベビーカーのことを一般的に「pram(プラム)」と呼びます。軽量タイプの場合は「stroller(ストローラー)」とも言われます。

カンタス航空では、ロゴ入りの透明ビニール袋をもらえる場合もあるようですが、私はもらいませんでした(サイズ感などは不明)。その袋に入れて預けている人も見かけました。

なお、ベビーカーを機内に持ち込みたい場合は、機内持ち込み手荷物1個分としてカウントされます(スーツケースの代わりにベビーカーを持ち込むようなイメージです)。


▶ 保安検査での注意点
抱っこ紐は外すように指示されます。赤ちゃんを抱っこ紐から降ろして、紐は手荷物検査のトレイへ。赤ちゃんは抱っこしてセキュリティゲートを通過します。
ミルク用のお湯は持ち込みOKでした。ただし、湯冷まし用に持っていた開封済みのペットボトルの水はNGなのでその場で飲み干しました。

早起きして朝の便で出発(カンタス航空)

今回は朝8時15分発のカンタス航空(Qantas)を利用。
安全性ランキングでも常に上位の航空会社なので、赤ちゃん連れでも安心して利用できました。
ブリスベン〜アデレード間は便数も多く、飛行時間は約2時間半。日本で言うと、東京(羽田)〜沖縄(那覇)くらいの距離感です。
朝食にはサンドイッチとリンツのチョコレートが配られましたが、早起きで食欲がなく、私は食べずに夫にあげちゃいました(笑)🥱

搭乗間際にハプニング💦

いざ搭乗しようとしたら、子どもの服が濡れている…!
おしっこが漏れていたようで、慌てて着替えさせましたが、私たちが最後だったらしく搭乗ゲートで名前を呼ばれてしまいました😅
→ 搭乗前には、おむつと服のチェックを忘れずに! 時間に余裕を持って行動すると安心です。


▶ 赤ちゃん連れの座席&シートベルト
カンタス航空では、赤ちゃんは大人の膝の上に座るスタイルです。
搭乗すると赤ちゃん用のベルトが配られます。大人のシートベルトに連結するように装着します。

うちの子は外では比較的静かなタイプなので、機内でも落ち着いて過ごしてくれました。機嫌がいいだけで、親の疲れ方も全然違いますよね…。

アデレードに到着&レンタカーを借りる

アデレードは時差あり!時計を要チェック!

現地時間11時半にアデレード空港に到着しました。
アデレードがある南オーストラリア州は、通常ブリスベンより30分遅れの時差があります。

…が、今回私たちが訪れたのは3月の夏期。
この時期はアデレード側がサマータイム(夏時間)を導入しており、1時間早くなるため、なんとブリスベンより30分進んでいました。

ちなみに、ブリスベンのあるクイーンズランド州はサマータイムを導入していないため、州によって時差が逆転することもあるんです。

10月~3月に旅行する方は、時差に注意してください。
州ごとにサマータイムの有無が異なるので、フライト後はスマホや時計の時刻を要確認です😲

ベビーカーのピックアップは注意!

今回のアデレード空港では、ベビーカーはオーバーサイズバゲージのレーンからちゃんと出てきました。
ただし以前シドニーに行ったときは、普通のスーツケースと同じターンテーブルに出てきたことも…。
空港によって対応が異なるので、ベビーカー受け取りは「通常のレーン」と「オーバーサイズ」、両方チェックするのが安心です。

レンタカーを借りる

今回は事前にBudgetでレンタカーを予約しておきました。
チャイルドシートはあらかじめ設置されていて助かりましたが、いつもと違うタイプだったため、角度やベルトの調整に手間取りました💦

とはいえ、車があると
車内でミルクをあげられる
赤ちゃんが揺れで自然に寝てくれる
荷物の持ち運びが圧倒的に楽!

などなど、子連れ旅行には本当に心強い移動手段でした🚙

マクラーレンベールのワイナリーへ

サブウェイに寄ってお昼ご飯

お昼ご飯は移動時間を無駄にしたくなかったので、サブウェイでテイクアウトして車内で食べることにしました。
…が、なぜか全然お腹が空いておらず、結局また夫にあげました(笑)

前夜に夜泣きがあり寝不足だったうえに、早朝のフライトだったので、朝からちょっとバテ気味。
赤ちゃん連れの旅行は、ちょっとした睡眠不足がじわじわ体にくるなと実感しました。

ワイナリー①Yangarra Estate Vineyard

最初に訪れたのは「Yangarra Estate Vineyard(ヤンガラ・エステート・ヴィンヤード)」


建物はモダンで新しく、とてもきれいでした。
当日は快晴!空も青く、日差しが強くてとても暑かったです。

平日だったこともあり、他のお客さんがいなかったため貸し切り状態でゆったり過ごせました。
試飲スペースは2階にありましたが、エレベーターがあったのでベビーカーでもスムーズに入れました。

私は授乳中だったのでワインの試飲はしませんでしたが、ワイナリーからの景色がとにかく素敵で、見ているだけでも来てよかったと思える場所でした。

ワイナリー②Dandelion Vineyards

次に訪れたのは「Dandelion Vineyards(ダンデライオン・ヴィンヤード)」。


ここはもう、道中の車窓からすでに景色が素晴らしくて大興奮!

到着してみるとやっぱり想像以上の眺めで、思わず「わ〜〜」と声が出ました。
数組お客さんはいましたが、敷地が広くベビーカーでも余裕で移動できます。
せっかくなので家族で記念撮影📸。ただ、日差しがかなり強く、家族全員ちょっと眩しそうな表情の写真になってしまいました(笑)

こちらではワインの代わりに、ノンアルコールのゆずサワーをいただきました。
暑い日だったので、冷えた炭酸がとても爽快で最高!
景色を眺めながらのんびり過ごせて、本当に癒されました。

Dandelion Vineyardsの景色①
Dandelion Vineyardsの景色②

🍷 ワイン好きな方におすすめポイント
夫曰く、マクラーレンベールのワインはイタリアやフランス南部のブドウから作られる赤ワインが有名みたいで、全体的にフルボディのワインが多いとされるオーストラリアワインの中でも特にフルボディのものが多いとの事です!
なので、フルボディでタンニンの強いワインがお好きな方はぜひ訪問されることをおすすめします。

宿チェックイン& Coles で買い出し

宿はAirbnbで予約

この日の宿はAirbnbで予約した一軒家タイプの宿泊施設。

●立地:町の中心部で便利、スーパーも歩いて数分
●設備:
・✅電気ポットあり
・✅電子レンジあり
・✅冷蔵庫あり
・✅ベビーベッドあり

・❌シャワーヘッドが固定式

キッチン付きで、電子レンジ・電気ポット・冷蔵庫も完備されており、ベビーベッドも設置されていたので、子連れにはとても便利でした!

ただ、シャワーは上から固定のタイプで、赤ちゃんをお風呂に入れるのがなかなか大変…。
桶のようなものもなかったので、空のペットボトルにお湯を溜めて流す方式でなんとか対応しました。

近くのColesで買い出し

宿の近くにColes(スーパーマーケット)があったので、夕食までの時間を使って買い出しに行きました。
赤ちゃん連れだととにかく水が必需品。それに加えて、翌日はカンガルー島へ移動する予定だったので、島には大きなスーパーがないかもと思い、その日のうちに必要そうな食べ物や飲み物もまとめて購入しておきました。

ディナー&お風呂タイム

Vasarelli Cellar Doorで夕食

宿から徒歩数分の場所にあるイタリアンレストラン「Vasarelli Cellar Door(ヴァサレリ・セラー・ドア)」を予約して行きました。


アランチーニやパスタなど、どれも美味しくて満足度◎。
ただ、帰り道は思った以上にひんやり。
3月とはいえ、アデレードはブリスベンよりも南に位置しているため、夜は冷え込むこともあります。
薄手の上着や羽織れるものを持っておくと安心です!

お風呂&おやすみタイム

宿に戻ってからは、まず子どもをお風呂に入れました🛁

今回も、シドニー旅行に持って行ったBIG Wのバスサポートを活用。(※[そのときの旅行記はこちら(URL)])
宿のシャワーが上からの固定式だったため、赤ちゃんをバスサポートの上に寝かせ、空にしたペットボトルでお湯をかけながら体を洗うという方法でなんとか対応しました。

BIGWのバスサポート



バスサポートは軽くて持ち運びに便利なのですが、お湯をためることができないのが難点。
やっぱり、日本から「膨らませるタイプのベビーバス」を持ってくれば良かったなと後悔しました。
これからアデレードに行かれる方は「膨らませるタイプのベビーバス」や「お湯をためられる桶のようなもの」も一緒に持参することを強くおすすめします。

お風呂のあとはベビーベッドに寝かせて、私たちも早めに就寝。
翌朝は、いよいよカンガルー島へフェリーで出発です!


初日は、ブリスベンからアデレードへのフライトに始まり、レンタカーで郊外のマクラーレンベールまで足を延ばし、子連れでも楽しめるワイナリーを2軒めぐるという、移動多めだけど充実した1日になりました。

飛行機やレンタカーの手配、ベビーカーの預け方など赤ちゃん連れならではのポイントもいろいろと発見がありました。
また、宿のシャワーが固定式で使いにくかったり、赤ちゃんにお湯をかける桶を持ってこなかったことを後悔したりと、子連れ旅ならではの小さな困りごともありました。

それでも、広い自然の中で気持ちよく過ごせて、子どもも終始ご機嫌だったのが何より嬉しかったです!

次回は、いよいよフェリーに乗ってカンガルー島へ移動した2日目のレポートをお届けします。
国内とは思えないような絶景や、野生のアシカに出会えたお話もあるので、ぜひ続けて読んでいただけたら嬉しいです♪


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