離乳食は、子どもが生後5ヶ月から始めました。妊娠中からオーストラリアのスーパーにあるベビーフードコーナーをなんとなくチェックしていたのですが、日本と比べるとやや種類が少ない印象を受けました。
そのため、日本から市販の離乳食や野菜・魚の粉末などをいくつか持ってきていました。ただし、持ち込める量には限りがあるため、現地の市販離乳食もうまく取り入れていくことに🥣
これから子連れでオーストラリアに来る予定の方にとって、離乳食事情は気になるポイントの一つだと思います。そこで、今回は私の経験をもとに、オーストラリアでの離乳食についてご紹介します😊
公式サイトのリンクも貼っておくので、詳しく知りたい方はぜひ確認してみてください!
オーストラリアの離乳食事情
購入場所
オーストラリアでは、生後4ヶ月からのベビーフードが売られており、主に以下の場所で購入できます。
●スーパー(Woolworths、Colesなど)
●ケミスト(ChemistWarehouseなど)
月齢ごとの表示と商品の特徴
市販の離乳食は以下のように月齢ごとに分かれています。
4ヶ月・6ヶ月・8ヶ月・10ヶ月・12ヶ月
4〜8ヶ月向けの商品はピューレ状のものが多く見られます。
10ヶ月以降になると、パウチ入りで具がゴロゴロ入ったものや、より食事らしい見た目のものが増えてきます。
4ヶ月から使える商品にはライスシリアルやパウダーがあり、6ヶ月からはオートミールパウダーも登場します。
パウダー
ライスパウダーや色々な穀物と果物をミックスしてパウダーにしたようなものなど様々な種類がありました。
ピューレ
ピューレは、食事のようなものからデザートのようなものまで幅広くそろっています。
例えば、チョコレートとカスタードのミックス、野菜や果物が数種類入ったもの、朝食向けの果物とヨーグルトのミックス、肉やライスが入ったものなど、種類は豊富です。
飲み口が付いているスパウトパウチ入りの商品もあり、最初はスプーンで食べさせ、成長すると子どもが自分で吸って食べられるように作られています。

ミニミール
10ヶ月以降のパウチには、マカロニやラザニア、パスタ、リゾットなどが使われている「ミニミール」があります。
これは、日本でもよく見かけるレトルトパウチのような商品です。

日本の離乳食・お菓子の入手について
日本の離乳食の取り扱い店
日本の赤ちゃん用お菓子は、現地のダイソーや日本食スーパー、オンラインショップ「PandaKids」などで購入できますが、日本の離乳食(レトルトや粉末など)は販売されていません😫
日本から持ち込むことを強くおすすめします。私はいくつか日本から離乳食を持ち込んでいたのですが、もっと持ってきても良かったかなと思いました。
日本から持参して良かったもの
以前違う記事でも紹介しましたが、改めて持ってきてよかった日本の離乳食をご紹介します。
●野菜・お魚・お肉のパウダーやピューレ
特に離乳初期は、パウダーがないと自分でブレンダーでドロドロにしないといけないため大変です。
絶対に持ってきてよかったアイテムのひとつ。日本は単体のパウダーが豊富なので、初めてあげる食材を少しずつ試すときにも重宝しました。
●ベビー用パスタ・うどん
最初から短くカットされているので、調理が楽です。
●お弁当ボックス
私は和光堂のものを愛用していました。スプーン付きなので、これひとつで外でも離乳食をあげられます。
⭐こちらから買えます↓↓
実際に使った市販の離乳食
パウダー・シリアル
① Bellamy’s Organic Baby Rice with Prebiotic 125g

こちらは Chemist Warehouse で購入しました。
粉ミルクでもおなじみの Bellamy‘s Organicが出しているライスパウダーです。
初期のおかゆはこれを使っていました。離乳食が進んできて、刻んだ食材をそのままあげると子どもが嫌がったときなどにも混ぜられるので、長く愛用しました。
オーガニック認証(NASAA & ACO)を取得しており、鉄分(1食で1日の推奨摂取量の48%)、ビタミンC、そして腸内環境をサポートするプロバイオティクス(GOS)が含まれています。栄養面でも安心してあげられる商品でした。
⭐Bellamy’s Organicの公式サイトはこちら
https://www.bellamysorganic.com.au/(公式サイト)
②Nestlé Cerelac Baby Cereal Oats & Wheat With Prune Baby Food 6M+ 200g

こちらは Woolworths で購入しました。
最初はオートミールとしてあげてみたくて購入しましたが、のちにとろみ付けとしても使えると思い、そのあと何度もリピートしました。
オーツ麦・小麦・プルーン入りの穀物系ベビーフードです。
鉄分(1食で1日の必要量の65%を補える)、ビタミンC & B6、プロバイオティクス(Bifidus BL)が含まれていて、朝食によくあげていました。
⭐Nestlé Cerelac(オーストラリア)の公式サイトはこちら
https://www.cerelac.com.au/
このようなパウダーやシリアルはおやきやパンケーキに混ぜて使えるので、離乳食初期だけでなく意外と長く使えますよ👌
ピューレ・ミニミール
① Rafferty’s Gardenシリーズ

こちらはオーストラリア産の離乳食で、国内最大規模のベビーフードブランドらしいです。
確かによく見かけました。
「apple」や「pear」は単体でも販売されており、そのほかにも apple & pear などのミックス商品が売られていました。
⭐Rafferty’s Gardenの公式サイトはこちら
https://www.raffertysgarden.com.au/
② Only Organicシリーズ

こちらはニュージーランド産の離乳食で、化学肥料・合成農薬不使用のオーガニックブランドです。
スーパーで安売りしているタイミングがあったので購入しました。
息子はここの離乳食が好きなようで、あげるとパクパク食べていました。
⭐Only Organicの公式サイトはこちら
https://www.onlyorganic.co.nz/
私はよくWoolworthで安売りしているときにまとめ買いします🛒
離乳食の進め方(我が家の場合)
初期
ほとんど手作りはせず、市販品中心で乗り越えました。
①おかゆはライスパウダーで代用。
②野菜や果物は日本から持ってきた野菜パウダーやキューピーの瓶を使用。
中期以降
①7倍がゆ、うどん、パスタなどは手作り。
②市販のベビーフードと組み合わせて利用。
③外出時は日本から持参した和光堂のお弁当ボックスを使用 → 使い切った後は現地のベビーフードを代用。
やはり、外出先では日本の製品の方が使いやすいと感じました😥
オーストラリアで買えるベビー用お菓子
購入場所
赤ちゃん用のお菓子も現地で購入できます。
●おせんべい・スナックなど:Woolworths、ケミスト
→おせんべいやおせんべいに似たようなウエハース、スナックなどは現地スーパーで色々販売されてます。
●ボーロ:ダイソー、日本食スーパー
→ボーロはオーストラリア製のものは見かけませんでした。
●その他日本のお菓子:PandaKids
→ほとんどが和光堂のお菓子です。
実際に使ったベビー用お菓子
おせんべい
●Baby MumMum First Rice Rusksシリーズ
こちらはよくWoolworthで購入していました。うちの子はこれが大好きで、すぐなくなってしまうのでたくさんストックしてました。
手づかみ食べの練習で割って与えるのにも良かったです😊

⭐Baby Mum-Mumの公式サイトはこちら
https://www.mummums.com/
ウエハース(ほぼクッキー)
●Rafferty’s Garden teething wafers
こちらは Chemist Warehouse で購入しました。
普段行くスーパーでは見かけなかったので、「珍しい!」と思い購入。
私も味見してみましたが、バナナの風味がやさしく、とても美味しかったです。
ただ少し硬めかな?と思いましたが、子どもは普通に食べてくれました。
ただし、手で割って与えるとボロボロと細かい欠片が落ちてしまうので、手づかみ食べの練習よりは、上で紹介したようなせんべい系の方が食べやすいかもしれません。

スナック
●Little Bellies Organic Banana Pick-Up Sticks
こちらは Woolworths で見つけて購入してみました。
日本でいう「おこめぼー」に似たスナックかなと思います。
最初は「喉に詰まらないかな?」と心配しましたが、口溶けが良く、子どもは上手に食べてくれました。
手づかみ食べの練習にもぴったりですね✨

⭐Little Bellies Organicの公式サイトはこちら
ittlebellies.com/au
ボーロ
●エイセイのボーロ
こちらは日本のボーロで、ダイソーで購入しました。小袋に入っているので持ち運びしやすかったです
●和光堂のボーロ
こちらはPandakidsでオムツを買うときに一緒に購入していました。Pandakidsにはボーロ以外のお菓子も多数あったのでぜひチェックしてみてください。
⭐PandaKids(日本食品・お菓子の通販)
https://www.pandakids.com.au/
オーストラリアの離乳食は、日本と比べて種類は少ないものの、月齢に応じた商品が揃っており、十分対応可能です。オーガニック製品や栄養強化食品も多く、安心して使えます。
ただし、日本のような野菜単体のパウダーや、和風メニューのレトルトは基本的にないため、日本から持参できる場合は活用するのがおすすめです。
我が家では、市販品をうまく取り入れながら、手作りや日本製品を組み合わせることで無理なく進められました。これからオーストラリアで離乳食を始める方の参考になれば嬉しいです😊